建春 Tatehalu
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建春のこだわり
 
 


物作りにおいて、その物の元となる素材は一番重要です。
特に木その物(塗料等を塗ったりしない仕上がり)の木地物は、
木の性質が良くても悪くても、表面に出てしまうので、
ごまかしが効きません。
木には、尾州檜、青森ひば、黒檀、紫檀、高野槙、一位、
赤松、蝦夷松、欅、等 数え切れないほどの種類があり、
性質、色、硬さ、重さ、 艶、香り等千差万別です。

建春では、作る品質に最も適した木材を、
材木屋さんと新木場へ出向き、適材、良材を直接選りによって、
選び抜いた木材−良材を買い付けします。
そして、選び抜いて仕入れた良材を、用途に合わせ製材し、
何ヶ月も寝かせ、仕入れた段階で乾燥しているのに
さらに乾燥させ、
物作りに最高の状態にしてから作業に入ります。
このため、木の反りや曲がりが起こることが少なく、
最高の精度がでます。

以上のように物作りに入る前の段階で、手間暇かけているので、
仙千代の麺棒に反り等の狂いは、ほとんどありません。



建春では、材料同様全てにおいて一切妥協はしません。

木工業において、機械ではなく、手で作業をするという事は、最も重要であり、 尚且つ、最も難しい事です。中でも手で鉋をかけて仕上げるという事は、木工の基本であり、 最も難しい作業のひとつです。刃を研ぐ、鉋の台を作業に適した様に直す等、本当に鉋を使いこなすのは並大抵の修行では習得できません。
そのため現代社会において、生産性、採算性等を考えると替え刃式の手鉋や、機械における超仕上げがもてはやされ、手鉋を使いこなせる人が段々いなくなってしまっているのが現状です。
建春での、妥協をしないという事の例を挙げるとするならば、手鉋の刃を丸一日中、研いでいる事も多々あるほど、採算性等はあまり考えずに、とにかく「最高の品質の物を作りたい」、という一心でやっております。